05698-191123 成蹊大学欅祭にてダンスサークルJAMzの公演をSIGMA fpで撮影。所有機材から「一眼レフ」を払拭する効用はダイヤル回転方向の統一にあり。
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朝、7:30にはすでにホール前に長蛇の列。
大人気。
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JAMzのメンバーであるshioゼミ学生からshio.iconもチケットを受け取っていたので、行列の後尾へ。
すでに熱気に満ちています。
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チケットをくれた彼女が普段から猛烈に練習していることをよく知っている。徹夜でダンスの練習をして、そのままゼミに出席するようなバイタリティあふれる彼女の演技を是非とも見たい。そして写したい。
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撮影のために最前列の座席を確保していただき、撮影準備。
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結局、EOS Rは一度も使いませんでした。
ベイヤーセンサーの一眼はもうSIGMA fp1台で十分との手応えを確固たるものにした撮影でもありました。あとは本命のSIGMA FFF(Full Frame Foveon)機の発売を待つばかり。
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その前後の49枚を含めて3,297枚をバッテリー1個で撮影し、インジケータが赤くなったので使い切る前にバッテリ交換。
次にお昼頃、チアリーダーの公演を45mmF2.8で864枚撮影して充電残量2/3。
SIGMA fpのバッテリ、よくもちます。
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連写は一切使っておりません。
すべて1枚1枚、タイミングを測って丁寧に撮影しています。
連写しても、後処理が大変ですし、必ずしもベストなタイミングで撮影できる保証はない。
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きちんと被写体を注視して、撮影したいと感じる一瞬前にシャッターを押す。
撮影の基本です。
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写真撮影の3要素はFFT 。
1. Focusing
2. Framing
3. Timing
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ただしshio.iconの場合、点を写しているため、PFT。
1. Pointing
2. Focusing
3. Timing
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Framingという枠による発想より、Pointingという原点を打つ発想を主体にしております。
なお、このPFTの前に、
1. Lighting
2. Locating
3. Looking
の「3L」が重要なのは当然です。
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とはいえ、画面の隅々まで気を配るのは基本。
上の写真のように、隅々まで気を配った撮影を心がけています。ただし、動きの大きい被写体を撮影するときには、その優先順位が下がって、timing第一になります。
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したがってまとめますと3ポイントなら上記のPFT。
1. Pointing
2. Focusing
3. Timing
7ポイントなら、
1. Lighting
2. Locating
3. Looking
4. Pointing
5. Focusing
6. Framing
7. Timing
となります。
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今回のような舞台の撮影では、MF(マニュアルフォーカス)で(あるいはAFの後フォーカスロックにより)、演技の前に中央部に合わせたらそのまま固定して撮影しています。撮影中、演技中はAFする必要が生じないようにしたいのです。時々、演技の位置によって微調整する程度。
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MFにしていて、不意にフォーカスリングに手が 触れてしまい、フォーカス位置が変わったことに気づかずにそのまましばらく撮影してしまうことがあるので注意が必要。今回も、1度、フォーカスを大きく外したまましばらく撮影した部分がありました。
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上の写真のように左右の端が絶妙なフレイミングになっていても、ほぼ偶然の産物です。
背面モニタはほとんど見ていない。カメラを被写体に向けたまま、裸眼で(カメラのモニタではなく)被写体を直視して、シャッターボタンを押しています。そうすればカメラ固有のタイムラグを克服できますから。
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舞台の明るさが変化しても、基本的にはカメラの露出を固定したまま。
上の写真のように舞台が暗くなった場合、露出をオートに(P、A、Sモードに)していたら、きっともっと明るく写ってしまうと思いますが、露出固定(Mモード)なので、スポットライトで浮かび上がった写真を写せます。
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目はあくまでも被写体を注視したまま、カメラ(レンズ)の向きを手で感じ、14mmならどこからどこまで写るかを頭で思い描きながら、シャッターボタンを押しております。
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撮影直後の画像確認機能は元々常時offなので、どのように写ったかも想像力に任せる。
その場で確認しない。確認する暇があったら次の撮影に集中する方がいい。
時々、演技と演技との合間に、ちゃんと撮影できているか数枚確認する程度。
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ここに掲載した写真はすべてカメラのjpeg撮って出し。
撮影後、何も編集していません。色の補正もクロップ(トリミング)なども何もしていない。
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それでいて、この描写。
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撮影中に明るさが変化したら、ちょっとだけ、シャッタースピードか絞りを回して露出を変える。
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シャッタースピードと絞りリングの回転方向は、「左に回せば露出マイナス、右に回せば露出プラス」となるように設定しています。つまり、設定で回転方向を反転しているのです。
シャッタースピードは左に回せば速く(数値が大きく)なり、右に回せば遅く(数値が小さく)なる。
絞りは左に回せば絞られ(数値が大きくなり)、右に回せば絞りが開く(数値が小さくなる)。
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数値で考えると左にプラス、右にマイナスですが、その結果としてのカメラの作動を考えると、左にマイナス、右にプラス。
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10年ほど前までは数値で考えていたため、回転方向を反転するのは「数直線は左が負、右が正」という感覚に反すると考えていました。しかしそれは「一眼レフ」の時代の話。
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「ミラーレス一眼カメラ」や「コンパクトカメラ」のように背面モニタやEVFを見て露出を決める撮影機材においては、数値ではなく、
table:露出ダイヤル回転方向
左回転 右回転
露出 マイナス プラス
明るさ 暗 明
シャッタースピード 短 長
絞り 小 大
と考えることによって、「正負感覚」と「方向感覚」を一貫させることができます。
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そのように考えるため、shio.iconは、一眼レフでは数値の「正負」によってダイヤル回転方向を設定(右が正)し、ミラーレス一眼やコンパクトカメラでは「明暗」によってダイヤル回転方向を設定(右が明)しております。
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その結果、保有するカメラのダイヤル回転方向がすべて「明暗」に一貫し、カメラを持ち替えたときに回転方向を間違うという問題も生じなくなりました。一層撮影に集中できる機材構成になったのです。
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自分の機材から「一眼レフ」を払拭する、効用はここにあります。
機材によって頭の中を切り替える必要がなくなる。
以前は明るするつもりで右に回したら暗くなったり(一眼レフの場合)、数値を上げるために右に回したら数値が小さくなったり(ミラーレスやコンパクトの場合)、と、持ち替えによるコストを感じていましたから、それがなくなってすべての機材の回転方向が一貫してその意味が統一される効用は絶大です。
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2019年10月25日の発売以来、SIGMA fpを使い始めてから、今後の撮影はこれで行ける、との手応えを感じて「一眼レフの卒業」を予感し、ついに所有する一眼レフを売却して手放したことで、本当にスッキリしました。
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考えてみれば、1992年に初めてのカメラとしてキヤノンの一眼レフ「EOS 100」(フィルムカメラ)を購入して以来、27年使ってきた一眼レフ。それを卒業させてくれたSIGMA fpは偉大です。 https://flic.kr/p/2hQHsAM https://live.staticflickr.com/65535/49121681713_026db33c42_k.jpg
ありがとうSIGMA fp。ありがとうSIGMA。
一眼レフがなくても大丈夫。
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これからはこうしてミラーのないカメラのみで撮影できます。
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さらにSIGMA fpはフルタイム電子シャッター。フォーカルプレインシャッターを必要としない。
もしも2020年に発売が予告されているSIGMAのFFF(Full Frame Foveon)機がフルタイム電子シャッターならば、フォーカルプレインシャッターからも卒業することになるかもしれません。(GR IIIも、元々「ミラーレス」ですし、レンズシャッターですので「フォーカルプレインシャッター 」は搭載していません)。 https://flic.kr/p/2hQL33W https://live.staticflickr.com/65535/49122184466_354b6c921b_k.jpg
数年後にはきっとグローバルシャッターを搭載したモデルが登場することになるでしょう。この写真を見ればわかるように、現状でも特に問題は感じませんが、グローバルシャッターになれば完璧。
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カメラは小さく、軽く、高画質がいい。
その価値観を最も鮮明に具現化したミラーレス一眼カメラがSIGMA fp。コンパクトカメラがGR III。
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それらを使って軽快に動き回る方が、いい写真を撮影できる確率が上がります。
ありがたい。
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